LECTURESHIP

講座のご案内

  1. HOME
  2. 講座
  3. 仏教
  4. 2020年5月21日 67回 WEB聞法会 僧侶名倉幹先生から学ぶ

2020年5月21日 67回 WEB聞法会 僧侶名倉幹先生から学ぶ

新型コロナウイルスを仏教的に解釈する

◆Man’s Extremity is God’s Opportunity. (人の窮地は、神さんと出会う絶好のチャンスである)・・・鈴木大拙

◆人生に絶望なし。如何なる人生にも決して絶望はない。どんなところにも生かされていく道はございます。・・・中村久子

◆いづれの行も及びがたき身なれば、とても地獄は一定(いちじょう)すみかぞかし。・・・親鸞(歎異抄第2章)

◆静坐の無我無心とは油断せぬこと。希望を持っている時はうっかりしている時。・・・岡田虎二郎

◆すなわち自ら思念すらく、「我今回(かえ)らばまた死せん、住(とど)まらばまた死せん、去(ゆ)かばまた死せん。一種として死をまぬかれざれば、我寧(やす)くこの道を尋ねて前(さき)に向こうて去かん。すでにこの道あり。必ず度すべし」と。この念を作す時、東の岸にたちまちに人の勧むる声を聞く。「仁者(きみ)ただ決定(けつじょう)してこの道を尋ねて行け、必ず死の難なけん。もし住まらばすなわち死せん」と。また西の岸の上に人ありて喚(よぼ)うて言わく、「汝一心に正念にして直ちに来れ、我よく汝を護らん。すべて水火の難に堕せんことを畏れざれ」と。この人すでに此に遣(つか)わし彼(かしこ)に喚(よば)うを聞きて、すなわち自ら正しく身心に当たりて、決定して道を尋ねて直ちに進みて、疑怯退心(ぎこうたいしん)を生ぜずして、あるいは行くこと一分二分するに、東の岸の群賊等喚うて言わく、「仁者(きみ)回り来れ。この道嶮悪なり。過ぐることを得じ。必ず死せんこと疑わず。我等すべて悪心あってあい向うことなし」と。この人、喚う声を聞くといえどもまた回顧(かえりみ)ず。一心に直ちに進みて道を念じて行けば、須臾(しゅゆ)にすなわち西の岸に到りて永く諸難を離る。・・・「二河白道の譬」(善導大師)

◆仮令身止 諸苦毒中 我行精進 忍終不悔(たとい、身を諸々の苦毒のうちにおわるとも、我が行、精進にして、忍びてついに悔いじ。)・・・嘆仏偈(大無量寿経)

◆至道無難、唯嫌揀択 (しどうぶなん、ゆいけんけんじゃく)・・・禅門第三祖僧粲(そうさん)大師『信心銘』

◆要(い)るほどは 風がもてくる 落ち葉かな・・・良寛

◆「仏法をあるじとし、世間を客人とせよ」といえり。「仏法のうえより、世間のことは時にしたがい、相はたらくべき事なり」と云々・・・・蓮如上人御一代記聞書 第157条

関連記事